趣味の小説「ホテルミステリーキャッスルへようこそ」4


「左ね!ありがとう」

 アリスは小走りで一番左に進みながら手をふった

 「ちょっとオ~もう行っちゃうのオ~左って言ってもオ~」

 アリスはネコの話を聞かずどんどん進んだ

 くねくねした回廊をウサギに追いつこうと突き進んだ・・・

 目の前が明るくなり広場に出た・・・

 「そっちじゃア~ないわよオ~」

 アリスは目をぱちぱちさせて見開いた

 さっきのネコが目の前にまた現れた・・・ネコはほら見なさいとばかりに

しっぽをぱたぱたさせた

 アリスはネコが信じられなくなり振り返って、今度は真ん中に進んだ

 「だからア~話はア~最後までエ~」

 真ん中に進んだアリスが右からネコの前に現れたのは、ネコの話が

まだ終わる前だった

 「はあはあ・・どうなってるの?!」

 アリスは息をきらしながら目をぱちくりさせた

 「聞きなさいよオ~」

 「こっちは急いでるの!早く教えて」
 
 アリスはネコに詰め寄ってしっぽをつかんだ

 「ひゃあっだから左側よ!」

 ネコは急に早口になったがアリスは首を傾げてしっぽを離した

 「左ってエ~言ってるのにイ~」

 「しっぽ持つと早口なのね・・・でも左に行ったけど・・・」

 「だから私の左よ」

 と言って小窓の左側にある子供がやっと出入りできるような

小さなドアの方にネコはあごを動かした

 「ウサギはそのドアから入ってエ~行ったわア~」

 アリスは途中まで話を聞くとしっぽを離して、ドアを開けて入ったが

小さなドアにお尻がひっかかった

 「お尻がア~大きいのよオ~ダイエットしなきゃねエ~女子力低いんだからア~」

 アリスはお尻をもぞもぞさせて引き抜いたが、その中は真っ暗だった

 「入れた・・あれあっあ~!!」

 アリスは真っ暗な中奈落の底に滑り落ちていった

 「あ~~~~~た~す~け~て~」

 「

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